北京
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外交部の華春瑩報道官は22日の定例記者会見で、ロシアのラブロフ外相が訪中したことを受け、中ロ関係のハイレベルな発展の良好な状況をさらに強化し、国際課題における中ロの戦略的協力を一層密接にできることに期待を寄せました。
華報道官によりますと、現在、ラブロフ外相はすでに中国に到着しており、中国の王毅外交部長と広西チワン族自治区の桂林市で会談する予定です。双方は、二国間関係および国際・地域問題における協力についてや、最近の中ロ双方のハイレベル交流など、一連の広範な議題について交流することになっています。
華報道官は「中国はロシアとともに、両国首脳間の共通認識を着実に実施していく。今年の『中ロ善隣友好協力条約』締結20周年を共同で祝い、条約の精神を発揚し、より広い範囲、分野、また深いレベルで中ロ新時代の全面的な戦略協力パートナーシップを推進していく。これによって。戦略的相互信頼、互恵協力、民心の共通、平和と正義の国際関係の模範を共に作り上げ、世界の平和と安定の維持により大きく寄与していきたい」との方針を示しました。
華報道官はまた、先日ラブロフ外相が提示した中ロ両国が引き続きハイレベルな協力を強化すべきだとの見解に賛同し、「世界が不安定なほど、中ロ協力はよりしっかりと前進しなければならない。百年に一度の危機である感染症のパンデミックや世界の変局に直面し、両国は共に感染症に対抗し、経済貿易と科学技術の革新などの分野の実務協力を推進して勢いに逆らって前進していく。双方の核心の利益に関連する問題の上で互いに支持し合い、共に国際公平正義を守っていく。中ロ関係は試練に耐えぬいてきたからこそ、より強固なものになれる」と述べました。(閣、CK)