北京
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18日未明に西安市第八病院の隔離エリアで検査士をつとめる劉氏が新型コロナウイルス感染していることが確認されたことを受け、中国疾病予防管理センターの高福主任は20日、取材に対して「ワクチン接種後の感染には3種の可能性がある」と説明しました。
高主任によれば、ワクチン接種後には体内で抗体が作られるようになりますが、気道のウイルス感染にはそれほど効果的でない可能性がります。次に、ごくまれにではありますが、新型コロナウイルス用ワクチンに反応しない人もいます。接種作業は始まったばかりであり、反応しない人の割合についての統計は、まだ提出されていません。さらに、不活性ワクチンを2回接種しても体内で産出される抗体の量が不足しており、3回目の接種が必要となる可能性があります。
高主任は、「個別の事例ですべてを否定してはならず、個別の事例についての研究を急ぐべきだ」との考えを示した上で、「ワクチンは民衆を保護するものだ。個別の事例で現れた科学的な問題は、科学的な態度で解決せねばならない」と指摘しました。(朱、鈴木)