北京
PM2.577
3/-2
中国発展ハイレベルフォーラム2021年年次総会の「中米協力新リスト」分科会が20日に開催されました。国内外のゲストが討論に参加し、中米が感染症の予防・抑制や経済貿易協力、人文交流などの分野で協力リストを作成する必要があるとの見解を示しました。
清華大学国家金融研究院の朱民院長は、中米両国が経済貿易の多くの分野で協力を強化し、世界経済の発展と国際金融の安定をサポートする必要性を示しました。
米カーライル・グループ(Carlyle Group)の共同創業者兼共同最高経営責任者(CEO)であるデビッド・ルビンシュタイン氏は、中米が特に発展途上国の発展格差の解消を支援するために協力しなければならないとの考えを示しました。
復旦大学国際問題研究院院長、復旦大学米国研究センターの呉心伯主任は、米国新政権がトランプ政権によって弱体化した中米の人的・文化交流を修復する必要性を挙げたうえで、中米が技術分野の競争を取扱い、特に新興技術のルールを制定する必要があるとの考えを示しました。
ハーバード大学のグラハム・アリソン教授は、米国がパリ協定に復帰した後、米中両国が気候変動分野で協力をさらに強化する必要性を指摘しました。(hj CK)