北京
PM2.577
23/19
現地時間19日、第46回国連人権理事会で「ダーバン 宣言」と「行動計画」議題に関する一般討論が行われました。国連ジュネーブ事務局およびスイスの各国際機関の中国側常駐代表を務める陳旭大使は、今年が「ダーバン宣言」と「行動計画」の採択20周年に当たることに触れたうえで、「新型コロナウイルスの感染拡大は現在の構造的な不平等と系統的な人種差別問題を激化させた。国際社会は協力を強化し、共同でこれに対処する必要がある」と述べました。
陳旭大使はまた、「今回の会議期間、米国は自国の人種主義や人種差別などの問題を認めたが、アフリカ系、アジア系アメリカ人、ムスリムに対する差別や暴力行為に対して、公的な態度を具体的な行動に移して対処することを望む」と表明しました。
陳旭大使は英国、オーストラリア、カナダ、そして欧州連合(EU)の関係国に対しても、同様に効果的な措置を講じ、自国の深刻な人種差別、敵外暴力問題を解決するよう促しました。(hj CK)