北京
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楊潔チ中国共産党中央政治局委員兼中央外事委員会弁公室主任と王毅国務委員兼外交部長は米アンカレジで現地時間3月18日、米国のブリンケン国務長官及びサリバン国家安全保障問題担当大統領補佐官と中米ハイレベル戦略対話を行いました。
米国側の前置き発言が終了した後、楊委員はまず、「今回の対話が誠実で率直なものであることを望んでいる」と述べました。
また、楊委員は「中米はいずれも大国であり、感染症との闘い、操業と生産の再開、気候変動への対応などの面で多くの共通の利益がある。中米両国はアジア太平洋諸国とも良好な関係を発展させ、共通の友人を持つべきであり、これこそ21世紀の処世の道だ。台湾、香港、新疆はいずれも中国領土の不可分の一部であり、中国側は米国側の中国の内政への干渉行為に断固反対するとともに、引き続き動揺することなく対応していく。米国に、上から見下す態度で中国と話す資格はない。中国人はその手には乗らない」と強調しました。
楊委員はさらに、「バイデン大統領も中米は冲突しない、対抗しないと表明している。双方は両国指導者の共通の認識を全面的かつ正確に貫徹し、中米関係を再び健全で安定した発展の軌道に戻すべきである」と表明しました。
なお、米国側は会議に先立って挨拶した際に時間を大幅に超えて、中国の国内外政策に理不尽な攻撃と非難を行い、会議の場を乱しました。これに対して、中国側の代表は「この態度は客を迎える作法ではなく、外交儀礼にも合致していない」と厳しい姿勢を示しました。(雲、鈴木)