マレーシア科学技術革新大臣、シノバック製ワクチンを接種

　マレーシアのカイリー科学技術革新大臣は18日、中国の製薬大手、科興控股生物技術（シノバック・バイオテック）の新型コロナワクチンを接種しました。同国でのシノバック製ワクチンの接種はカイリー大臣が初めてです。カイリー大臣は同日、ワクチン接種後、ツイッターで国民にワクチンへの信頼と接種を中国語で呼びかけしました。

　カイリー大臣はツイッターに動画をアップし、中国語で「私はシノバック・ワクチンを接種したばかりだ。これは安全であると言いたい。気分がいい。どのワクチンも安全である。一緒にウイルスと戦い、自分を守り、みんなを守ろう！」と語りました。

　カイリー大臣は同日午後1時ごろ、ヌグリ・スンビラン州にある病院で中国のシノバック・ワクチンを接種したということです。また、現場の職員10人も同日、この病院で同種のワクチンを接種したとのことです。（雲、浅野）