北京
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スペインのネット情報誌「レベリオン(https://rebelion.org)」は15日、「中国の人権の真相に関して」と題するパナマアジア諸国戦略問題研究所のフリオ・ビジャレス(Julio Villares)名誉所長の文章を掲載しました。
パナマの国際関係研究者フリオ・ビジャレス氏
文章は「中国を中傷することは、逆に米国内で大規模な人権侵害が存在している現実を暴き出した。人々はひたすら飢えを耐え忍び、失業率は急上昇し、住居を失い、医療サービスは不足し、負債は積み重なり、至る所で差別と人種主義が見られ、内政は混乱を続けている。他方で中国は、経済大国として国連のミレニアム開発目標(MDGs)を前倒しで達成し、極度の貧困を撲滅した最初の国となった。また、中国は新型コロナウイルスの感染拡大を効果的に抑制した最初の国として、感染症の流行下でアフリカ、東南アジア、ラテンアメリカ・カリブ海地域の最も脆弱な立場に置かれた民衆の支援に率先して乗り出した。中国の成功は人権の擁護に密接につながっているが、米国はこうした成果をいまだ成し遂げていない」と指摘しました。(ジョウ、坂下)