北京
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今年はシリア危機が勃発してから10年目を迎えました。外交部の趙立堅報道官は、16日に行われた定例記者会見で、「国際社会はシリア危機から深い教訓をくみ取るべきであり、内政干渉を強行し、圧力だけを加えるやり方は一国に災難をもたらすだけだ」と指摘しました。
ペデルセンシリア担当国連事務総長特使は15日、安保理の記者会見で、「シリア問題の解決を実現するために、新しい国際上の局面を確立することは極めて重要である。それにはシリア紛争に影響力のある各方面すべてを網羅し、安保理常任理事国は何らかの形でその中に参加すべきだ」と表明しました。
これについて趙報道官は、「われわれはシリアでのテロ勢力を徹底的に根絶することを主張し、シリアが国家の安全と安定を守ることを支持する。関係国がシリアに対する一方的な制裁と不法封鎖を解除するよう促し、シリアの民生改善の努力を支持する。中国は引き続きシリア問題を平和、公正、適切に早期解決するために積極的な役割を果たす」と示しました。(RYU、CK)