北京
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外交部の趙立堅報道官は16日、北京で行われた定例記者会見で、中国の国連平和維持軍に対する新型コロナワクチンの寄贈状況を紹介しました。趙報道官は、「寄贈されたワクチン30万本はアフリカのミッションエリアに優先的に使用される。これは中国が多国間主義と国連に対する支持、および平和維持要員の健康と安全に対する重視と関心を十分に体現している」と示しました。
今年2月、中国の王毅国務委員兼外交部長は国連安全保障理事会の新型コロナワクチン問題閣僚級公開会合で国連平和維持要員にワクチンを寄贈すると発表しました。中国政府はこのほど、平和維持要員に30万本のワクチンを寄贈し、アフリカの任務地域に優先的に使用することを決定しました。
趙報道官は、「中国は国連事務総長の『PKOのための行動』のイニシアチブの下で平和維持要員の安全議題を牽引する国の一つであり、彼らの安全問題を非常に重視し、できるだけ早くワクチンを接種することを支持し、彼らの生命と健康を保障し、よりよく職責を履行するために支援する。次の段階として、平和維持要員にできるだけ早く中国のワクチンを使用させるために、中国は国連事務局と緊密に協力する」と述べました。(RYU、CK)