北京
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第13期中国人民代表大会第4回会議は、北京市内で11日午後に閉幕しました。同大会は表決を経て、2021~2025年を対象期間とする第14次五カ年計画(「十四五」計画)と、2035年までの長期発展目標綱要を採択しました。
綱要は新たな発展理念の貫徹を示した上で、新たな発展の枠組みの構築を明確化し、質の高い発展を実現することへの中国の決意と努力が示されました。また、この綱要は社会主義現代化国家の全面的な建設にむかう壮大な青写真であり、社会主義現代化の基本的実現、経済力や科学技術力及び総合国力の大幅な上昇、生態環境の根底からの好転による美しい中国建設という目標の基本的な達成、対外開放の新たな枠組みを構築することで、国際的な経済協力と競争への参画における優位性を鮮明に増強すること、さらに一人当たりの国内総生産(GDP)を中等先進国レベルに到達させ、国民全体が共に裕福になることについて鮮明かつ実質的な進展を得るなどの、2035年時点における中国のビジョンが描き出されています。(朱、鈴木)