北京
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国連ジュネーブ事務局やスイスの各国際機関の中国常駐代表を務める陳旭大使は現地時間9日、国連人権理事会の第46回会議で、100以上の国を代表し、人民を第一にする原則に基づき、新型コロナ感染症によるダメージに対応するために効果的な措置をとるよう呼びかけました。
その中で、陳大使は「目下、新型コロナの感染拡大が世界中で続いており、各国の経済や社会および民生にダメージをもたらしている。また、不平等現象がさらに悪化し、貧しく脆弱な人々が最も大きいダメージを受けた。そのため、人民の利益を第一に、一致団結して、多国間協力を強化し、人権を十分に尊重し、性別平等を促進し、多方面にわたる協調的かつ包容的、革新的な対応措置を取らねばならない」と語りました。
今回の会議で、新型コロナ感染症による人権へのダメージやワクチンの「民族主義」、人種差別などの問題は大きく注目されており、中国大使の大会での発言は多くの国の代表から支持を得ました。(非、浅野)