【全人代取材】科学技術発展こそ経済発展のカギ 遼寧代表・王作英氏に聞く

2021-03-10 09:30  CRI

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▲遼寧代表団の王作英氏 第13期全人代第4回会議にて

 第13期全国人民代表大会第4回会議に出席している遼寧代表団の一人である、丹東農業科学院植物保護研究所所長の王作英氏が9日、記者のインタビューに応え、今年の政府活動報告についての感想や、農業技術を活用した貧困撲滅などについて語りました。

【今年の政府活動報告への感想】

 李克強総理の報告を聞いて、心が奮い立つ思いでした。特に、「食糧問題の解決は最も重要で、国家の食糧安全保障の急務は種子の保護と新しい品種の選出と育成である」と言及された点です。農業科学研究の第一線で働く代表の一人として、新品種の研究開発と資源の保護には注目しています。

 ですから、今回の会議にはこれらに関連する意見を提出しました。具体的には、国が複数の措置を講じて貧困脱却の成果固めをすることや、成果の普及と応用を通じて予定通りに農村振興を実現させていくことです。今回の政府活動報告は、私たちの今後の方向性や研究任務の目標を明らかにしてくれました。

【遼寧省丹東市のピンポイント貧困扶助と貧困状態への逆戻り防止の工夫】

 丹東市のある遼寧省東部(遼東)の土壌は黒土ですが、生態環境の理由により、ほかの東北地域の黒土とは異なる土壌になっています。遼寧省東部は主に砂壌土で、有機物の含有量が比較的少ないため、農作物の栽培に向いていません。ですから私たちは実情に合わせた農業発展として、ブルーベリー、イチゴ、サルナシなどを活用することで貧困脱却を支えてきました。

 科学技術は、産業を安定発展させ、農民の生産増と収入増を実現させ、地元の雇用問題も解決しました。かつての出稼ぎ労働者たちが故郷で仕事を見つけ、収入も増やせるようになりました。正常な家庭生活が遅れるようになり、貧困状態に逆戻りするリスクは効果的に防がれたと言えます。

【第14次五カ年計画と2035年までの長期目標をめぐる、貧困脱却後の期待と計画】

 今年は第14次五カ年計画実施の最初の1年で、中国共産党成立100周年に当たります。また今年は2035年に向けた長期的な計画と目標が定められました。これからの発展では、中国が独自に知的財産権を持つ技術に頼っていくべきだと思います。これらの技術の応用によって、中国経済のハイクオリティで持続可能、かつ秩序ある発展が実現し、社会主義現代化や中華民族の偉大な復興という「中国の夢」が実現していくことを願っています。(記者:王帥)

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