北京
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世界知的所有権機関(WIPO)が2日発表した最新の報告によりますと、2020年にWIPOを通じて提出された国際特許出願の数において、中国は6万8720件で世界一だったということです。
それによりますと、2020年、WIPOの「特許協力条約(PCT)」枠組みを通じて提出された国際特許出願件数は4%増の27万5900件に達し、史上最高を記録しました。そのうち、中国は再びトップとなり、前年比16.1%増の6万8720件に達しました。2位は米国、3位は日本でした。
WIPOチーフエコノミストのカーステン・フィンク氏は、「過去10年間ないしはさらに長い時間の歴史的趨勢から見て、中国の国際特許出願件数の伸び率は非常に高かった。中国の国際特許出願の基盤は絶えず拡大している。これは中国の革新的な経済が盛んに発展していることを示している」と述べました。
専門家は、「中国の国際特許出願件数が世界をリードすることは、強力に発展する中国経済及び国内のますます健全化された知的財産権保護システムと切り離せない」と分析しています。(玉華、浅野)