北京
PM2.577
3/-2
第13期全国人民代表大会第4回会議は8日、2回目となる「部長通路」での記者会見を開きました。その際、商務部の王文涛部長は記者の質問に対して、「現在、中国政府は地域的な包括的経済連携(RCEP)協定を正式に承認し、関係国の早期推進を希望する」と明らかにしました。
王部長はさらに、「RCEPの締結は全世界の3分の1を占める経済総量の地域が統一的な市場を形成することを意味し、この市場は潜在力と活力に満ちている。中国はRCEPの発効実施に向けたメカニズムを作っている」と述べました。
2020年、世界的に多国間の直接投資が深刻な低迷を迎えた中でも、中国の外資導入は逆らうように成長しています。前年同期比で4.5%増えて、1444億ドルに達し、過去最高を更新しました。同時に、外資導入構造もプラス方向に変化し、ハイテク産業は29.6%に達しました。王部長によりますと、「中国は今年開放をより進め、敷居をもっと低くしていく」ということです。(閣、星)
「部長通路」全人代に出席する国務院各部門の主要責任者が記者の質問に答える場所。中国語の「部長」は閣僚級の意味。