北京
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王毅国務委員兼外交部長は7日北京で開かれた記者会見で、ワクチン協力について記者の質問に答えました。
王部長は「ワクチンはウイルスと戦う強力な武器であり、命を救う希望でもある。全世界に提供され、全人類に恩恵をもたらすものにすべきだ」と話しました。
また、「中国は揺るぎなくワクチンの公共財である『第一属性』に則すること、ワクチンに関する国際協力の『第一隊列』にいること、ワクチンの公平な分配に取り組む『第一隊列』にいることを堅持する」と表明しました。さらに、「中国製であろうと、外国製であろうと、安全かつ信頼できるものであれば、良いワクチンだ」と述べました。
そのうえで、「われわれは『ワクチンナショナリズム』には反対しており、『防疫デバイド』を作るやり方を受け入れられず、ワクチンに関する協力を政治化しようとするいかなる企みにも反対する」と明らかにしました。
そのうえで「われわれは、能力を持つすべての国が、需要のある国、特に途上国にワクチンを提供し、ワクチンを各国人民が負担でき、使用できるような真の『人々のワクチン』にすることを望んでいる」と期待を寄せました。(琳、Yan)