北京
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女性は新中国の社会において「半辺天(天の半分を支える人)」と称えられる存在です。中国社会は女性の地位を尊重し、その権益を保障するとともに、社会発展と経済発展において女性が果たす役割を非常に重視しています。国家のリーダーである習近平主席もまた、仕事と生活の両立に励む女性たちを賞賛し、世代を問わずにすべての女性が夢を追いかけ、優れた功績をあげ、それぞれの「麗しい人生」を送ることを応援しています。
雲南省麗江市にある麗江華坪女子高等中学校の張桂梅(ちょう・けいばい)校長は過去18年間で計1804人の生徒を大学に送り出し、山間地帯に住む女子たちの人生を大きく変えました。2021年2月25日、習近平主席は張桂梅校長に「全国貧困脱却堅塁模範」の栄誉を授けました。
新型コロナとの戦いの最前線が湖北省であった時期には、全国から2万6800人余りの女性医療関係者が湖北に駆けつけ、多くの命を救いました。2020年3月8日、習近平主席は彼女たちを慰問し、その勇気と功績を称えました。
10代の看護師である劉家怡(りゅう・かい)さんもまた、湖北省を支援する医療チームに参加した一人です。この若き逆行者(流れに逆らい、あえて危地に向かう勇気ある人のこと。2020年に流行した言葉)の物語を、習近平主席は2020年10月1日に開かれた国連総会北京世界婦人大会開催25周年記念ハイレベル会議で各国首脳に語りました。
2019年9月、FIVBワールドカップバレーボールで女子バレー中国代表が優勝を飾りました。代表チームと会見した習近平主席は、「皆さんはプレーを通して、団結し、協力して、くじけることなく戦うチームの精神を見せてくれた。この精神は、中華民族が奮い立つための時代の声だ」と語りました。
貧困地区の人々は、豊かになるという夢を持って日々努力を重ねています。2019年4月、習近平主席は重慶市石柱トゥチャ族自治県に暮らす譚登周(たん・とうしゅう)さんの家を訪問し、貧困家庭に認定されている彼女の生活、収入、医療保障の状況などを尋ねました。
武漢市青山区の杜誠誠(と・せいせい)さんは、自身も重度の身体障害をもちながら、コミュニティワーカーとして障害者支援に携わっています。彼女は8年間にわたり、目の不自由な人に映画の内容を紹介する活動を続けています。2018年4月、習近平主席は彼女が働く社区(コミュニティ)を訪れ、その取り組みの意義を褒め称えました。
2018年3月8日、習近平主席は両会議(全国人民代表大会と政治協商会議)に出席した女性代表と委員および全国の女性に向けて祝福の意を表しました。
2017年3月8日、全人代に出席した四川省の女性代表・駱雲蓮(らく・うんれん)さんが、震災後の雅安市芦山県の復興状況について写真を使って報告しました。習近平主席は親身になってそれを聞き取りました。
2015年、医学者の屠呦呦(と・ゆうゆう)さんがノーベル医学・生理学賞を受賞しました。中国の女性がノーベル賞を受賞したのはこれが初です。習近平主席は翌2016年の新年の祝辞で彼女を称え、「継続してやり抜けば、夢は必ず実現できる」と人々に呼びかけました。
習近平主席はすべての人々に分け隔てなく親切に接することで知られます。2018年10月24日の深圳市龍華区の視察の際にも市民と握手を交わし、激励する習主席の姿がありました。
今、中国では男女平等の理念が社会の隅々まで浸透しており、「女性権益保護法」など女性の権利を守る法律や法規は100本を超えています。そして、女性が輝ける社会づくりに向かう中国の姿勢は、国のリーダーである習近平主席の言動からも見て取れます。
これからも、「天の半分を支える」女性たちはより麗しい中国の明日を切り開いていくことでしょう。