北京
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王毅国務委員兼外交部長は7日北京で開かれた記者会見で、中国の外交政策と対外関係について内外記者の質問に答えました。
王部長は中露関係について、「未曾有な新型コロナ感染症を前に、中露は肩を並べて立ち向かい、緊密に協力し、手を携えて新型コロナウイルスに対応し、『政治ウイルス』に共に対抗してきた。中露の団結は山のように強固で、終始して世界の平和と安定を支える中流の砥柱である」と述べました。
また、「世界は不安定であればあるほど、中露協力を揺ぎ無く前進させるべきだ。両国は互いに戦略的拠り所、発展のチャンス、グローバルパートナーとなるべきだ。これは歴史の経験であり、時代の求めでもある」と強調しました。
さらに、「今年は『中露善隣友好協力条約』調印20周年である。双方は条約を更新することに一致し、そして新時代に相応しい意義を与えた。これは中露関係の一里塚であり、新たなスタートでもある。双方は世代友好、協力ウインウインの条約精神を発揚し、先人の事業を受け継いで未来を切り開き、古いものを処分して新しいものを生み出し、より広範な範囲、より広い分野、より深いレベルで新時代における中露全面的戦略協力パートナーシップを推進していく」としたうえで、「中露は戦略的相互信頼、互恵協力、民心の通じ合い、公平正義の模範となる」と示しました。(朱、Yan)