北京
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王毅国務委員兼外交部長は7日北京で開かれた記者会見で、気候変動について記者の質問に答えました。
王部長は「共にグリーンかつ住み心地のよい地球を建設し、持続可能な発展の道を切り開くことは、国際社会の共同な責任である。この時代からの問いを前に、環境保全は選択して答えることのできる問題ではなく、全力で取り組み、答えなければならない質問なのだ」と話しました。
また、「中国は一貫してエコ文明の実行者であり、グローバル気候ガバナンスの行動派である。習近平主席が提唱した『澄んだ水と青い山こそが金山であり、銀山である』という理念はすでに中国人民の共通ビジョンになっている」と話しました。
さらに「この秋、『生物多様性条約』第15回締約国会議が中国の雲南省昆明市で開かれる。開催国として、中国は各国と共に大会が積極的な成果が収められるよう確保し、向こう10年を視野に入れる世界の生物多様性の保護に新たな枠組みを構築し、地球生命共同体の共同建設に新たな行動を講じていく」と話しました。
その上で、「中国は米国の『パリ協定』復帰を歓迎し、米国に果たすべき責任を担い、しかるべき貢献を果たすよう期待し、中米両国が気候変動における協力を通じ、中米関係の『気候』に積極的な『変動』がもたらされるよう希望する」と話しました。(閣、Yan)