北京
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王毅国務委員兼外交部長は7日、オンラインビデオ形式で記者会見を行い、ミャンマー情勢について記者の質問に答えました。
王部長は「平和と安定は国家発展の前提である。ミャンマー各側が冷静と自制を保ち、ミャンマー国民の根本利益に立脚し、対話と協議を通じて、憲法及び法律の下で紛争を解決し、引き続き民主化プロセスを推進することを希望する。当面の急務は、新たな流血衝突を防ぎ、早急に情勢の緩和を実現させることだ」と、中国政府の立場を示しました。
また、「ミャンマーと中国は緊密な近隣で、兄弟であり、苦楽を共にする運命共同体である」と強調したうえで、「中国の対ミャンマー友好政策はミャンマー国民全体を相手とするものである。中国はミャンマーの各党各派、国民民主連盟を含め、長期にわたる友好関係を保っており、対中友好も一貫としてミャンマー各界の共通認識である」と強調しました。
さらに、「ミャンマー情勢が如何に変化しようとも、中国側が中国・ミャンマー関係を推進する決心は揺るぐことなく、友好協力を促進する方向も変わらない」と中国の姿勢を表しました。(朱、Yan)