北京
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王毅国務委員兼外交部長は7日北京で開かれた記者会見で、国連と中華人民共和国の関係について記者の質問に答えました。
王部長は「50年前の第26回国連総会で、中華人民共和国の国連での合法的権利の回復に関する決議が採択された。あの歴史的瞬間から、世界の約四分の一の人口を有する大国が国際社会に復帰し、国連は真の普遍性を持つようになった。世界の平和と発展の事業に信頼でき、頼りになる中堅の力が一つ増え、それは中華人民共和国である」と話しました。
また、「中国は終始として公平と正義を主張し、国の大小を問わず一律平等を堅持し、われわれの一票は永遠に発展途上国に属する」と話しました。
さらに「世界情勢が大きく変化する中、国際社会は国連が時代と共に進み、改革・健全化し続けることを期待している。情勢がいかに変わっても、改革がいかに進んでも、以下のことを堅持しなければならないと考えている。それは、『国連憲章』の趣旨と原則、国際体系における国連の核心的地位、国連の平等協議という基本的なルールを堅持することである」と話しました。
そのうえで、「国連は大国のクラブではないし、まして金持ちのクラブでもない。各国の主権は平等であり、どの国にも国際事務を一手に引き受ける権利はない」と話しました。(閣、Yan)