北京
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ロシアの新聞『プラウダ』は4日、「成功につながる中国共産党の最も重要な秘訣——歴史と人民大衆からの学びに長ける」と題した文章を発表しました。著者はロシア連邦共産党党首で哲学博士でもあるゲンナジー・ジュガーノフ氏です。同氏は「中国共産党は創立以来、偉大な成果を収め、貧しく弱かった中国を新しい中国へと変える偉大な復興へと人民を導き、全世界にも偉大な貢献をしてきた。その秘訣は先進的な理論を身につけながらも歴史と人民大衆に学ぶことにある」との見方を示しています。
以下は本文の要約です。
中国の指導者が語る方針は、実践の中で一貫して実行されてきた。中国共産党は、人民大衆の日増しに増大する物質的・文化的需要を満たすために力を尽くしている。同党は人民に立脚し、人民のために幸福を目指している。そのおかげで中国は、複数の大国では発生した数多くの問題を避けることができた。たとえば、拡大し続ける貧富の格差の問題である。中国はその拡大を防ぎつつ、さらに、極端な貧困を徹底的に排除し、小康社会(いくらかゆとりのある社会)の全面建設に取り組んでいる。貧困脱却の堅塁攻略戦に勝利し、計画通りに貧困脱却目標を達成することは「第13次五カ年計画」の主要任務の一つである。
中国の経済発展と社会発展の成果は誰の目にも明らかで、疑いの余地がない。これらの成果を達成するために中国共産党が果たした役割も明白である。それだけでなく、創立100周年を迎える中国共産党が今、国際的な共産主義運動の発展において、社会主義、人道主義、そして世界平和のための闘争での特別な地位にあることを強調せずにはいられない。
現在、中国は社会発展の新たな高度に向かっており、共産党の役割もさらに高まっている。同時に、中国は今日の国際舞台で平和と創造性を愛すべきだとする大きな提案をしている。今、中国は世界的な経済危機の克服を支援することに成功し、さらに未来の重要な戦略的方向性をも示している。中国共産党が定めた人類運命共同体の構想は、同党の崇高な歴史的使命の理念と価値観に基づくものだということは確信できる。この構想は単なる国家計画ではなく、進んで人類全体に属し、彼らが持続可能な発展と平和共存の道を歩むことを推進するものである。