北京
PM2.577
3/-2
中国の最高国家権力機関である中国全国人民代表大会の定例年次総会が5日、北京で開幕しました。
中国国務院の李克強総理は大会で過去1年間の政府活動報告を行い、過去5年間の中国の経済社会発展の成果を総括するとともに、今後5年間、すなわち第14次五カ年計画期の国民経済・社会発展の主要目標と重要任務を大会に提出し、審議を付託しました。
今回の全国人民代表大会の会期は7日間で、全国の各民族と各界から出席した3000人近い代表が政府活動報告を審議し、第14次五カ年計画と2035年までの長期目標綱要草案を審査し、中国の今後の発展の方向と道筋を明確にし、国の経済と民生にかかわる計画と国の帳簿とみなされる予算書を審査することになります。このほか、「香港特別行政区の選挙制度整備に関する全国人民代表大会の決定(草案)」なども審議される予定です。(hj、坂下)