北京
PM2.577
3/-2
李克強総理は5日、全国人民代表大会の年次会議で政府活動報告を行い、「中国の発展は2021年、依然として多くのリスクと課題に直面している。しかし、経済が長期的によい状況に向かう基礎的条件に変りはない。中国の国内総生産(GDP)は6%以上増加する見通しだ」と述べました。
これに先立つ国家統計局の発表によれば、複雑な国内外の環境、特に新型コロナウイルス感染症による厳しい打撃を受けたにもかかわらず、中国2020年のGDPは前年比2.3%増の101兆6000億元(約1695兆7040億円)でした。中国は世界で唯一、経済のプラス成長を実現させた主要経済体となったわけです。
中国の経済規模は2016年から2018年にかけて、70兆元(約1168兆3000億円)、80兆元(約1335兆2000億円)、90兆元(約1502兆1000億円)の大台を相次いで突破しました。2019年のGDPは前年比6.0%増で、98兆元を超えました。中国は2020年には世界で唯一の経済のプラス成長を実現させた主要経済体となり、GDPは初めて100兆元(約1669兆円)の大台を突破し、101兆6000億元(約1695兆7040億円)に達しました。(殷、鈴木)