北京
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中国人民政治協商会議(政協)第13期全国委員会第4回会議の報道スペースとして設置された「委員通路」での取材活動が4日、人民大会堂の報道発表ホールで行われました。数名の全国政協委員がオンライン形式でメディアのインタビューを受けました。
その中で、全国政協委員を務める中国宇宙航空科学技術グループ科学技術委員会の包為民主任は、中国初の火星探査ミッションを遂行中の探査機「天問1号」が今年5月から6月までの間にタイミングを見て、火星に着陸する見込みであることを明らかにしました。
中国国家航天局は4日、「天問1号」が撮影した3枚の高画質の火星画像を発表しました。これにちなんで、包主任は、「中国の科学者はこれから、初めて国内に伝送された火星の局所的な画像に対する研究を行う」と示しました。
さらに、今後は「天問1号」の火星着陸作業の実施に向けて着陸予定地の地形の詳しい調査を行う他、砂嵐のような天候との遭遇を避けるために火星表面まで飛行するコースの気象条件を観測する必要があるということです。(洋、星)