北京
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扎日郷
チベット自治区山南市隆子県扎日郷は辺境の地で、農牧民140世帯が居住しています。以前は道路、水道、電気、家屋などのインフラ整備が後れた深刻な貧困地区でした。
扎日郷は2018年に貧困から脱却し、現在、村民らは老朽化した家屋から出て、電気が使用できる家屋で暮らしています。隆子県に至るアスファルト道路は、以前の7~8時間の所要時間を3時間余りにまで短縮させています。
茶葉栽培
村民らは、標高2700メートル余りの青海チベット高原で茶葉を栽培し、チベット伝統の酒や線香、竹器の加工などの産業を発展させています。
扎日郷の貢覚曲珍郷長(右)
貢覚曲珍郷長の提案
女性郷長である1980年代生まれの貢覚曲珍さんは、2018年に全国政治協商会議の委員に選ばれました。今年の全国政治協商会議に「農村環境管理の強化による農村振興の促進実現」を提案する予定です。チベット酒・チベット線香などの産業を発展させるとともに、観光インフラを整備し、民俗文化を掘り起こし、農村部の居住環境を改善する計画です。(殷、柳川)
扎日郷