北京
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中国人民政治協商会議(政協)第13期全国委員会第4回会議が4日開幕します。これまでの全国政協会議開催期間中、習近平中国共産党中央委員会総書記は漏れることなく、会議に参加する委員らと面会し、皆と国策について話し合ってきました。
中国共産党の指導下にある、多党間協力と政治協商の実現を目的とする重要な機関として、人民政協は協商を通して、広範囲な結束強化、多党間協力の推進、人民民主の実践などを後押しする役割を担っています。習総書記は多くの場で、各民主党派と無党派の有識者に向けて「多党間協力を立ち上げる初心を忘れずに、中国共産党の良いパートナーとして中国のことを全うしてほしい」と示してきました。
政協委員は各界の代表として国策の制定に関与し、職責を果たしています。委員らと面会するたびに、習総書記は「実情を語り、良い提言を行う」として、国と人民のために職責を履行すべきだと激励してきました。
人民政協は新中国と共に誕生し、中国の経済・社会発展の各時期において重要な役割を果たしています。中国人民政治協商会議成立70周年を祝う演説の中で、習総書記は政協の活動に対し、「幅広く提言と知恵を集め、異なる思想や観点の十分な表明と踏み込んだ交流を促すべきだ」と求めています。
2021年は中国共産党成立100周年に当たり、第14次五カ年計画と、社会主義現代化国家の全面的建設がスタートを切る最初の年でもあります。今年の会議期間中、習総書記と政協委員らの間でどのような議題をめぐって討論が繰り広げられるのか、またどのような共通認識が生み出されるのかが注目されます。(洋、CK)