北京
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習近平国家主席は1日夜、タジキスタンのラフモン大統領と電話で会談しました。
習主席は、「昨年以来、新型コロナウイルス感染症が世界的に大流行し、世界はこの百年に経験したことのない大変局にある中、中国とタジキスタンの人民は同じ船に乗っているように助け合い、団結・協力し、各分野における協力は豊かな成果を収め、特に新型コロナとの戦いにおける協力はハイライトとなっている。中国は、タジキスタンが国家の主権や安全、安定を維持していくことを断固支持し、タジキスタンと共に『一帯一路』の共同建設とタジキスタンの『2030年までの国家発展戦略』との連結を強化し、両国関係が絶えず前進していくことを推し進めていきたい」と述べました。
習主席はまた、「今年は、上海協力機構(SCO)創立20周年という節目の年である。中国は、タジキスタンの輪番議長国としての活動を全力で支持し、タジキスタンとの協力を強化して、SCOが新たな出発点でより大きな発展を実現するのを後押ししていく」とも述べました。
これに対して、ラフモン大統領は、国際社会の新型コロナとの戦いにおいて中国が重要な貢献を果たしたことを高く称賛し、中国と共に努力して両国関係が新たな発展を得られるよう推し進めていきたいと表明しました。
ラフモン大統領はまた、「中国との意思疎通を密にし、SCO輪番議長国としての活動を成し遂げ、SCOサミットの開催を成功させられるよう期待している」とも述べました。(藍、柳川)