北京
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中国がフィリピンに援助した科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)製の新型コロナウイルスワクチンが現地時間2月28日午後、フィリピンの首都マニラの空軍基地に到着しました。これはフィリピンが受け取った第一弾のコロナワクチンでもあり、フィリピンのドゥテルテ大統領と中国の黄渓連駐フィリピン大使が空港で出迎えました。
ドゥテルテ大統領は、中国のワクチン支援に感謝の意を表し、フィリピンが感染症に打ち勝つ方向にさらに大きな一歩を踏み出すのに役立ったとした上で、「今年末までにすべての問題が解決されれば、私は習主席の手を握って今回の寄贈に感謝するためだけに、中国を短期的に訪問したい」と表明しました。
ドゥテルテ大統領はまた、「中国はこれまでフィリピンの防疫活動に多くの援助を与えてきたが、今回のワクチン援助はフィリピンと中国の間の緊密な二国間関係を再び証明した」と述べました。
これを受けて、中国の黄渓連駐フィリピン大使は引継ぎ式で「中国とフィリピン双方の共同の努力を経て、今回ワクチンがフィリピンに到着した。フィリピンができるだけ早く感染症を抑制するのに役立つことと期待している」と述べました。(雲、浅野)