北京
PM2.577
23/19
米紙「クリスチャン・サイエンス・モニター」はこのほど、今年建党100周年を迎える中国共産党がなぜ中国国民に支持されているのかを探る長編記事を掲載しました。
記事では、「2020年、中国は世界の主要経済体の中で唯一プラス成長を実現した国となる。中国の新型コロナウイルス感染症に対する強力な押さえ込みは国外の対応が不十分であることと明らかな対照となっている。さらに、中国共産党は大規模な貧困脱却などの具体的な発展目標を絶えず実現している。これらの要因はいずれも中国共産党が国内で支持を高め続けている理由だ」と指摘しました。
ハーバード大学ケネディスクール・アッシュセンターのエドワード・カニンガム中国プロジェクト・ディレクターは、長年にわたり中国の民意を対象とした独自の調査を行ってきました。最新の報告によりますと、全体的に見て、過去20年間において中国政府に対する民衆の満足度はますます高まっているということです。これについて、カニンガム氏は、「その傾向は今日まで続いている」と述べた上で、「このほどの新型コロナウイルス感染症が正に良い例の一つだ」と示しました。
専門家によりますと、中国政府が厳格な予防抑制措置を実施するにつれて、状況が改善し始め、国民の中国政府の行動に対する満足度は上昇し、最終的には地方政府に対する見方にも広がっているということです。また、中国の新型コロナに対する急速な抑制措置は米国やその他の先進国の拙劣な反応と明らかな対照となっているとして、中国国民の政府に対する支持をさらに推進したということです。(RYU、CK)