北京
PM2.577
3/-2
中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)が中国共産党中央宣伝部の指導の下で制作した大型ドキュメンタリー『擺脱(はいだつ)貧困(貧困からの脱却)』(全8回)の放送が、CMGの複数のチャンネルと省クラスの衛星テレビ、ネット動画配信サイトなどで2月18日から始まりました。
第7話「運命共有」では、発展途上国と低開発地域の貧困脱却に向けた中国支援の物語が伝えられています。
2015年10月16日、北京で開かれた「貧困脱却・発展ハイレベルフォーラム」で、習近平国家主席は「貧困の根絶は古代からの人類の夢だ。幸福な生活を追求することは全ての人々の基本的権利である」と述べました。
しかし、その夢を叶えるのは簡単なことではありません。世界人口の10%にあたる7億人以上が今日でも極度の貧困状態にあります。2020年12月14日に開かれた人類貧困削減経験国際フォーラムへ寄せた祝賀書簡で習主席は、「貧困根絶は人類共通の夢である。中国共産党と中国政府は人民がより良い生活を送れるようにすることを常に奮闘目標とし、そのために長年卓絶した努力をしてきた。2012年以来、中国はそれまでの貧困救済堅塁攻略を土台とし、貧困脱却堅塁攻略戦を全面的に開始した」と示しました。
8年間の持続的努力を経て、2020年には中国の現行基準における農村貧困人口の1億人全てが貧困から脱却し、832の貧困県から「貧困」のレッテルが全て取り除かれました。中国は世界の貧困削減事業において積極的な貢献を成し遂げました。