北京
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中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)が中国共産党中央宣伝部の指導の下で制作した大型ドキュメンタリー『擺脱(はいだつ)貧困(貧困からの脱却)』(全8回)の放送が、CMGの複数のチャンネルと省クラスの衛星テレビ、およびネット動画配信サイトなどで2月18日から始まりました。
第5話「確固たる決意」では、深刻な貧困問題を抱える「3区3州」の一つである四川省涼山イ族自治州に住む7歳のピテ・ケハ君の物語が紹介されました。ピテ君は習い始めた共通語を使い、視聴者に新年の挨拶を送りました。乗馬が得意なケハ君は、同じく四川省出身で、今はSNSで大変脚光を浴びているチベット族の青年・丁真さんに声をかけ、乗馬の手合わせを願いました。
涼山イ族自治州では教育資源が不足し、共通語教育が行き届いていなかったため、ケハ君を含む地元の少年が学校での教育が遅れています。貧困脱却対策の一環として、中国政府は幼稚園の設立など特別補助資金を投入し、就学前教育の強化に取り組んでいます。