全国の検察機関による行政争議の実質的な解決を常態化へ＝最高検

　最高人民検察院（最高検）の楊春雷副検察長は23日、最高検の記者会見で、「全国の検察機関は今後、行政争議の実質的な解決を常態化させる」と明らかにしました。

　行政争議とは、行政機関が行政管理活動において、行政行為の相手方、利害関係人との間で発生した争議のことを指します。その解決は、官と民の和諧（調和）にかかわります。2019年11月から2020年12月にかけて、最高検は、全国で特別活動を展開し、監督・是正、和解促進、司法支援などの方法を総合的に運用し、6300件余の行政争議を実質的に解決し、人民大衆の行政検察に対する獲得感が明確に高まっています。（殷、柳川）