ドキュメンタリー「貧困からの脱却」　第4話：「堅塁攻略に力を合わせる」

　中央広播電視総台（チャイナ・メディア・グループ/CMG）が中国共産党中央宣伝部の指導の下で制作した大型ドキュメンタリー『擺脱（はいだつ）貧困（貧困からの脱却）』（全8回）の放送が、CMGの複数のチャンネルと省クラスの衛星テレビ、およびネット動画配信サイトなどで2月18日から始まりました。

　第4話「堅塁攻略に力を合わせる」は、14億の中国人が助け合いながら見守り、協力し合い、共同して極端な貧困から抜け出した過程を描いています。 

　2016年7月20日、習近平国家主席は東西部貧困扶助協力シンポジウムで、中国は東部地域と西部地域の協力を強め、貧困を削減し、共同繁栄を実現しなければならないと強調しました。このシンポジウムは、習主席が北西部の寧夏回族自治区にある貧困地域で3日間にわたり視察を行ったあと、省都の銀川市で行われたものです。習主席は席上、東部地域は西部地域の貧困脱却に向けた堅塁攻略戦の着実な展開をより熱心に援助しなければならないと述べました。 

　比較的豊かな東部14都市が中西部14の省・自治区・直轄市とペアを組み、支援が実施されました。2012年、中央国家機関、民主諸党派、金融機関、大学、中央企業などの中央機関が請け負う貧困扶助の特定地域は、国の貧困扶助・開発活動の重点県を全面的にカバーすることを実現しました。 

　中央機関による特定地域の貧困扶助は、貧困脱却の堅塁攻略において模範的・指導的な役割を果たしました。2020年、307の中央機関が貧困扶助活動を展開した592の貧困県は、全て予定通りに貧困脱却を実現しました。