北京
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新発展理念は中国国民経済と社会発展に関する第13次五ヵ年計画の制定当初に提出されたもので、それにはイノベーション、協調、グリーン、開放、共に享受するという五大理念が含まれています。現在進行中の第14次五ヵ年計画は引き続きこの理念を貫いています。第14次五ヵ年計画が始まる時期に、習近平国家主席がこの理念を解釈する際どんな点睛(てんせい)のたとえをしたのかを振り返ってみてみましょう。
指揮棒=指令 コマンド 号令
交通信号=命令があれば必ず実行し、禁じられたことは必ずやめる
(原文)新发展理念就是指挥棒、红绿灯。
(訳文)新発展理念は指令で、信号となる。
牛の鼻=要、カギとなるもの
(原文)抓住了创新,就抓住了牵动经济社会发展全局的“牛鼻子”。
(訳文)イノベーションをつかめば、経済社会発展の全局をけん引するカギをつかむことができる。
ピアノを弾く=核心となる作業をこなすと同時に核心的作業を中心にほかの作業も進めるという作業方式
(原文)学会运用辩证法,善于“弹钢琴”。
(訳文)弁証法の運用を学び、「ピアノを弾く」ことがうまくなる。
目、命=最も大切なもの
(原文)像保护眼睛一样保护生态环境,像对待生命一样对待生态环境。
(訳文)目を保護するように生態環境を守り、命を大切にするように生態環境を大切にする。
手をつなぐ=協力
手を緩める=対立する
壁を取り壊す=障害を取り除く
壁を建てる=障害を造る
(原文)以开放求发展,坚持“拉手”而不是“松手”,坚持“拆墙”而不是“筑墙”。
(訳文)開放による発展を図り、協力を堅持し対立せず、障害を除去し造らない。
ケーキ=事業、産業、業界、市場など
(原文)举全民之力推进中国特色社会主义事业,不断把“蛋糕”做大。
(訳文)全国民の力を挙げて、中国の特色ある社会主義事業を推進し、それを絶えず拡大していく。