北京
PM2.577
3/-2
国連ジュネーブ事務局中国駐在代表団の劉玉印報道官は22日、英国などが国連人権理事会ハイレベル会議で中国の新疆、チベット、香港に関連して誤った発言をしたことに対する談話を発表し、反論しました。
劉報道官は「人権問題を政治目的のために利用すべきではなく、他国を中傷し、他国の発展を抑制する道具にしてはならない。人権理事会に、うそや欺きの居場所はない。英国、ドイツ、デンマーク、フィンランドなどの代表は残念なことに、ハイレベル会議というプラットフォームを乱用し、虚偽の情報を流し、中国を中傷し、中国の内政に干渉した。中国はこれに対して断固として反対し、完全に拒絶する」と述べました。
劉報道官は、「英国はダブルスタンダードだ。他国への内政干渉に没頭する一方で、自国に存在する構造的な人権侵害問題については見て見ぬふりをしている。民衆の生命権と健康権を無視したことで、現在までに400万人以上が新型コロナウイルスに感染し、12万人以上が尊い命を失った。5歳以下の子供を持つ家庭の3分の1が貧困状態であり、数百万もの児童が飢饉状態に陥っている」と指摘しました。
劉報道官は、「中国は英国など対して、自らの人権問題の解決を重視し、人権問題を政治化することをやめ、人権問題を自らの政治目的のために乱用するのではなく、国際的な人権事業の健全な発展に貢献するよう勧める」と主張しました。(李、鈴木)