北京
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国務院報道弁公室は22日、農村部の振興推進及び農業と農村部の現代化促進についての記者会見を開きました。
中央農業弁公室主任兼農業農村部部長の唐仁健氏は記者の質問に答え、「中国は近年、連続して食糧の豊作を実現させている。昨年の食糧生産量は過去最高の6億6950万トンに達した。食糧備蓄量は十分であり、中国の食糧の安全は確保されている。だが、人口の成長と、特に消費の質の向上に伴い、食糧に対する需要は一貫して増え続けるだろう。同時に、外部環境は不確定性と不安定性が著しく増大している。したがって、食糧の安全問題については一瞬も気を抜けない。可能な限り多くの食糧を生産して備蓄に回す必要がある」と述べました。
唐部長はさらに、「食糧の安全を保障する重点は、『耕地と科学技術に依拠する』をしっかりと行うことだ。これが国家が食糧の安全を確保するための物質的な基盤だ。次のステップでは、最も厳格な耕地保護制度を実施し、主食類や野菜類を栽培するための約1億ヘクタールの永久基本耕地を確保する。また、農業科学技術の自立と自主強化を堅持し、現代化農業の技術と装備によって、食糧の安全を強化せねばならない」と指摘しました。(殷、鈴木)