北京
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中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)が中国共産党中央宣伝部の指導の下で制作した大型ドキュメンタリー『擺脱(はいだつ)貧困(貧困からの脱却)』(全8回)の放送が、CMGの複数のチャンネルと省クラスの衛星テレビ、およびネット動画配信サイトなどで2月18日から始まりました。
第2話の「ピンポイントによる貧困扶助」では、中国がいかにターゲットを絞った貧困扶助政策を実施し、2020年末に深刻な貧困問題を解決したのかについて語られています。
2013年11月、習近平国家主席は中部の湖南省十八洞村を視察した際、初めて「ピンポイントによる貧困扶助」という理念を打ち出しました。
「ピンポイントによる貧困扶助」とは、各地方の実際の状況に合わせた扶助政策であり、貧困者の認定基準、そして貧困者一人一人に絞った扶助プランと実施スケジュールを含むプロジェクトです。各地方の状況に合わせて扶助政策を見直すこの理念は、中国の貧困脱却における堅塁攻略戦の指導原則となりました。