北京
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中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)が中国共産党中央宣伝部の指導の下で制作した大型ドキュメンタリー『擺脱(はいだつ)貧困(貧困からの脱却)』(全8回)の放送が、CMGの複数のチャンネルと省クラスの衛星テレビ、およびネット動画配信サイトなどで2月18日から始まりました。
新中国が成立して以来、すでに7億人余りが貧困から脱却しました。その中には、2012年中国共産党第十八回全国代表大会以後、貧困から脱却した1億人の農村人口が含まれています。
2012年11月15日、習近平中国共産党中央委員会総書記は新たに選出された第18期中央政治局常務委員を率いて人民大会堂で記者会見し、「人民の素晴らしい生活への憧れこそが我々の奮闘目標である」「2020年までに成し遂げる小康社会(いくらかゆとりのある社会)の全面的実現は、すべての範囲に及ばなければならない」 と指摘しました。
9899万人の貧困扶助には、新しい理念、新しい体制、新しい構想が必要です。2013年11月、中部湖南省十八洞村を視察した際、習主席は初めて「ピンポイントによる貧困扶助」という理念を打ち出し、中国の貧困脱却における堅塁攻略戦の指導原則を明確にしました。
また、2015年10月に開催された中国共産党第18期中央委員会第5回全体会議で、2020年までに農村の貧困を解消し、すべての貧困県が貧困から脱却するという任務がさらに明確となりました。翌年11月には貧困扶助開発活動会議が開催され、12月に党中央委員会と国務院が『貧困脱却の堅塁攻略戦突破に関する決定』を印刷・配布しました。
2016年、中国は東部と西部の貧困脱却協力関係を強化し、1年後に絶対的貧困撲滅計画を推進させ、貧困地域に人的資源や物資、資金などを速やかに配置しました。
2020年3月、突如発生した新型コロナウイルス感染症が猛威を振るう中、習近平主席は貧困脱却の堅塁攻略に関する座談会を開き、コロナを克服し、貧困脱却の堅塁攻略戦に断固として勝利するよう指示しました。
2020年11月、中国は貧困からの徹底的脱却に成功し、中国共産党は中国人民との厳正な約束を果たし、中華民族の数千年にわたる夢を叶えました。