北京
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王毅国務委員兼外交部長は19日、ASEAN輪番議長国のブルネイのエルワン第二外相と電話会談しました。
エルワン第二外相は、中国からブルネイへのワクチン援助に感謝を示し、「苦難の中で助け合う両国の真の友情と、戦略的協力パートナーシップの意義が体現された」と述べました。
双方はまた、現在のミャンマーの情勢について意見交換をしました。エルワン第二外相は「最終的にはミャンマーの国民自身が長期的な解決策を見つける必要がある。ASEANはミャンマー側との対話と接触を考えている。中国はミャンマーとASEANの最大の隣国であり、ASEANはミャンマー問題について中国側と密接な意思疎通を保つことを望んでいる」と述べました。
これに対し王外交部長は「この問題については中国もASEANも、ミャンマーが自国の憲法と法律の枠組み内で平和的に解決することを求めており、民主化への転換が秩序よく推進されるべきだと考えている」としたうえで、さらに、「中国は、ASEANが内政不干渉の原則とコンセンサス方式を堅持し、『ASEANのやり方』で積極的な役割を果たすことを支持する」と表明しました。(hj、謙)