北京
PM2.577
3/-2
ジンバブエの保健部門は現地時間18日、新型コロナウイルスのワクチン接種を開始しました。最前線に立つ医療従事者や空港、港など感染リスクが高い場所で働く人々が、中国が提供したワクチンを初めて接種しました。
チウェンガ副大統領兼保健相はこの日、首都ハラレにあるワクチン接種を行うウィルキンス病院で、迅速PCR検査を受けた後、中国が提供したワクチンを接種し、接種証明書を受け取りました。チウェンガ副大統領兼保健相は、ジンバブエでワクチンを接種した第1号となりました。その後、副保健相ら政府関係者やウィルキンス病院の医療従事者もワクチンを接種しました。
中国製ワクチンを接種するジンバブエのチウェンガ副大統領兼保健相
また、これに先立ち、セネガルのマッキー・サル大統領は現地時間17日夜、ダカールのブレーズ・ジャーニュ国際空港で、購入した中国製ワクチン20万本を受け取るセレモニーを行いました。サル大統領は、「国を挙げたコロナウイルスとの戦いはまもなく1年になる。ワクチンの獲得は、予防・抑制活動が新しい段階に入ったことを示している」と指摘しました。セネガル政府は近く、医療関係者らを優先してワクチン接種を開始するということです。(藍、多部)