外交部 イラン核協議への早期復帰を米に期待

　外交部の華春瑩報道官は19日の定例記者会見で、イランの核問題について「現在、イランの核問題は肝心な段階にあり、中国はアメリカが早期かつ無条件にイランの核問題協議に戻ることが現在の難局を打開する鍵だと考えている」という中国の立場を改めて表明しました。

　報道によりますと、米国のブリンケン国務長官は先日、イランが協議を厳守することを条件に、アメリカがイランと対話を行うことを表明しました。米国務省のスポークスマンも、米国がすでにEU・欧州連合の招きを受け入れており、関係各国と共にイランで出席した場合、イランの核問題について交渉していく考えを示しています。（閣、CK）