北京
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交通運輸部科学研究院が18日に発表した1月の運輸生産指数 (CTSI) によりますと、経済回復やネット通販市場の成長を理由に貨物輸送需要が急増する一方で、新型コロナウイルスの流行や政府による感染症対策の影響により、旅客輸送量は大幅に下落しました。
運輸生産指数は、鉄道、道路、水路、民間航空の旅客・貨物輸送量を基礎指標として加重平均を求めたもので、交通・輸送業界の総合的な運営状況を示しています。中国の1月の運輸生産指数は前年同期比2.5%増の151.4ポイントで、月単位では昨年1月以来初めてのプラス成長となりましたが、2019年1月より6.7%低下しました。
項目別では、貨物輸送指数が前年同期比24.3%増の182.2ポイントとなる一方、新型コロナウイルス感染症対策として政府が国民に対し春節の大型連休中の移動自粛を呼びかけたことから、旅客輸送指数は92.8ポイントと、前年比38.2%の減少となりました。