北京
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国家ラジオ・テレビ総局が11日に英BBCワールドニュースの中国国内での放送免許の年度ごとの更新申請を受け付けないと発表したことを受けて、英国のドミニク・ラーブ外相は中国のやり方に対し、「メディアの自由を損なう、受け入れられないものだ」と批判しました。これに対して、外交部の華春莹報道官は18日、北京で開かれた定例記者会見で、「英国は先立って、中国国際テレビ局(CGTN)の英国国内での放送免許を取り消した。英国の理不尽なやり方に対して、中国側が相応の措置をとったのは合理的かつ道理に合っているものだ」と示しました。
また、華報道官は、「長い間、BBCは中国に対してイデオロギーや偏見に満ちた虚偽のニュースを報道している。特に、香港や新疆問題および新型コロナ感染症問題への報道でデマを散布し、中国を悪意をもって中傷している」と指摘した上で、「一方、CGTNは国際化した専門のマスメディアとして、英国現地の法律を遵守し、職業道徳をしっかりと守り、客観、公正、真実、正確などの原則に基づいて、報道活動を行っている。その専門性は世界から評価されている。事実が立証しているように、CGTNの放送免許を取り消した英国のやり方は決して技術的問題ではなく、強烈なイデオロギーの立場に立った中国のマスコミへの政治的抑圧である。英国は『報道の自由』を吹聴しながら、マスコミの政治的所属を選別していることは、あまりにも偽善だ」と述べました。(非、星)