北京
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世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は12日に開かれた記者会見で、「各国がより厳格に公衆衛生措置を講じているため、新型コロナウイルスの世界の新規感染者数は減少しつつあるが、現段階では依然として油断できない」と示しました。
また、テドロス事務局長は、WHOが今年最初の100日間で、すべての国の医療関係者と高齢者に新型コロナウイルスワクチンを接種するプランを立てたことを明らかにしました。来週の金曜日(2月19日)が50日目となり、十分なワクチンを提供し、公平な配分を実現させるため、ワクチンの生産と技術共有を促進することを呼びかけました。
テドロス事務局長は同日、「ウイルスのトレーサビリティを行う専門家チームは中国国内の調査を終え、報告は数週間後に発表される予定だ。専門家チームは来週に大まかな報告内容を発表する。ウイルスのトレーサビリティにはさらなる研究が必要だ」と示しました。
一方で、テドロス事務局長は、「専門家チームとの相談の結果、専門家らはすべての仮説に開放的な態度を取っていることが分かった。更なる分析と研究の必要がある。我々はすべての問題の真相を解明することは難しいと強調してきたが、ウイルスの起源をよりよく知るため、重要な情報を提供していく」と表しました。(殷、星)