孟晩舟事件の最新進展、ファーウェイがHSBCを告訴

　英国BBCとガーディアン紙の情報を総合した環球網の報道によりますと、現地時間12日、華為技術（ファーウェイ）の孟晩舟最高財務責任者の弁護士がロンドン高等裁判所にHSBCの帳簿などの重要書類を入手するよう申請するということです。

　ファーウェイのこの動きは、米国側が孟晩舟氏がファーウェイと香港星通技術有限公司との関連を「隠蔽」し、HSBCがファーウェイにサービスを提供し続けることを誤認させたと告発した内容は事実ではないことへの証明を意図しています。

　人民日報の去年7月の報道によりますと、HSBCはファーウェイと香港星通技術有限公司の関係が分からないと偽っていますが、これは公然とした虚偽と言えます。香港星通はファーウェイのイラン地域におけるパートナーであり、両者の関係は明確です。2010年、HSBCはファーウェイと香港星通の関係を完全に認識していることが、三者によるメールのやり取りによって証明されました。ファーウェイがHSBCに送った香港星通の「2009/2010財務報告」によりますと、HSBCは香港星通のイランにおける業務状況を完全に把握しています。

　この事件の「唯一の重要な証拠」は、孟晩舟氏がHSBCに渡したPPT文書です。公開された資料には、PPT全文、HSBCとファーウェイの業務メールの記録が含まれています。米国は故意に核心情報を隠し、曲解して、事実に全く合致してないと見られています。（hj　星）