北京
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世界が新型コロナ禍の猛威にさらされた、激動の2020年。中国では中国企業も外資系企業も、この緊急事態を乗り越えるべく、さまざまな努力を重ねてきました。結果的に、下半期には多くの地域の工場がほぼフル生産を実現、実際に現場の声を聞くべく、チャイナメディアグループ(CMG)日本語放送の取材班が広東省珠海市を訪れ、代表的な中国企業と日系企業を取材しました。
2回目は、大手電器部品メーカー・ミネベアミツミ株式会社の珠海市の拠点です。新型コロナの流行当初は「外国企業が中国から撤退するのでは」という心配の声もありましたが、同社工場は1月下旬に工場の稼働停止を余儀なくされたものの、2月中旬から段階的な再開を実現していました。また、現地の人々と共に豊かになることを重視する同社は、障害者雇用にも積極的に取り組んでいます。伊藤昇・董事総経理と従業員の方々にもお話を伺いました。