北京
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中国共産党第18回全国代表大会が2012年11月に開かれて以来、習近平総書記は地方視察を80回以上行い、14ある集中連片特困地区(農家1人当たりの年間純収入が2676元にとどまる特に貧しい地区)を全て訪れ、数十の村落に入り、村民が何を考え、何を望んでいるかを聞き取り、貧困地区の貧困脱却のために優れた方策を練りました。
2013年11月、習総書記は、湖南省西部の山奥にあるミャオ族の十八洞村を訪れました。総書記の来訪を知らなかった年配の石爬専さんが「どちらさまですか」と聞くと、習総書記は「私は人民の勤務員だ」と話し掛けて、石さん一家の暮らしぶりを尋ねました。習総書記はまた、施成付さんの庭で村民たちと一緒に座り、日々の暮らしや収入の増やし方、貧しい生活から抜け出す方法について話をしました。
習総書記は「村の実際の状況に基づいてどのような作物を栽培し、どのような家畜を飼育するか。収入の増やし方をよく考えなければならない」と的確に提案しました。
十八洞村はそれに基づいて、地元の環境に適したキウイフルーツの栽培、牛と羊の飼育、ミャオ族独特の刺繍の加工、農村観光などに取り組み、「貧困世帯+企業+産業プロジェクト」という貧困者支援モデルを採用することで、村民の収入は年々増加しています。
十八洞村は2017年に貧困脱出を実現しました。2020年の村民1人当たりの年間純収入は1万8000元を超え、村の集団経済収入は180万元に達し、村民全員がその恩恵を受け、良い暮らしを送っています。(ジョウ、柳川)