北京
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外交部の汪文斌報道官は10日、カナダの一部の政治家に対し、「冷戦思考とイデオロギー的偏見を捨て、中国に泥を塗る攻撃をやめるように」と促しました。
2月9日、カナダ安全情報局(CSIS)のヴィニョー局長が「中国政府が国家権力を利用して行動を起こした。カナダの国家安全保障と政治主権を直接脅かし、カナダの民主プロセスを破壊しようとしている」と述べたとの報道がありました。
これに対し、汪道官は「事実無根の言論で、中国側はこれに断固反対する。中国は終始、平和的な発展の道を歩み、互恵・ウィンウィンの開放戦略を実行し、人類運命共同体の構築に力を入れていると強調してきた。また一貫して他国への内政不干渉の原則を守っており、他国の意向に基づいて第三国の公民を理由なく逮捕するようなことは行い得ない」と述べました。
汪道官はさらに、「中国はカナダの一部の政治家が冷戦思考とイデオロギー偏見を捨て、中国に対するいわれのない泥を塗る攻撃をやめ、人騒がせな言論の流布を停止し、両国の関係に有益な行動を取り、相互信頼の促進に取り組んでほしい」と促しました。(SUI&謙)