北京
PM2.577
23/19
世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は8日の定例会見で、英製薬大手アストラゼネカの新型コロナウイルスワクチンについて、南アフリカで確認された変異ウイルスに効果が小さいことは「懸念されるニュースだ」とし、「ウイルスの伝播を阻止するためにできる限りのことをする必要があることを思い出させる」と述べました。WHOの当局者は、この研究結果でアストラゼネカのワクチンが無効だと判断してはならず、さらに研究を進める必要があるとしています。
南アフリカで行われた研究によりますと、アストラゼネカが開発した新型コロナウイルスワクチンは、南アフリカで確認された変異ウイルスによる軽~中度の症状を予防する効果が「極めて小さい」とのことです。これを受け、南アフリカは同ワクチンの接種を一時的に見合わせました。
テドロス事務局長は、南アフリカでの研究について、サンプル数が限られている上、参加者は年齢が若く健康だったことを考えると、重要なのは、さらに研究を進めて、アストラゼネカワクチンが南アフリカで確認された変異ウイルスによる重度の症状の予防に有効であるかどうかを確定させることだとしています。
南アフリカはこれに関する研究を開始し、重度の症状に対するワクチンの有効性を研究するために、10万人へのワクチン接種を段階的に実施するとのことです。(朱、柳川)