北京
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シンガポール紙「聨合早報」の報道によりますと、インドネシアの食品医薬品監督管理部門は、中国の製薬大手・科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)が生産した新型コロナウイルスワクチンの高齢者向け接種を承認したということです。これによって、同国政府は、生産年齢人口をワクチン接種の優先対象とする方針を変更しかねないと見られています。
インドネシア保健省の報道官は、シノバック社製ワクチンの高齢者向け接種について、「3~4月の間に始まる見込みだ」と示しました。
インドネシアは先月、既に300万回分のシノバック社製のワクチンを輸入し、現在までに約80万人が1回目の接種を終えました。地元の感染症専門家は「入院者数を抑えるためには、高齢者にワクチンを接種させるべきだ」と指摘しています。(洋、Yan)